山風蠱

さんぷうこ

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腐乱

case.1

腐敗し、崩壊しつつあるとき。 物事は、終われば、また始まるものであり、 崩れゆけば、新たな秩序が生じてゆくのだから、 道は、大いに通っていくことになるでしょう。 冒険的な大きなことを決行するにも、良いとき。 気持ちを新たに、丁寧に反省しながら、 腐乱した状況の立て直しに着手しましょう。

初爻

case.1

腐乱の状態は、まだ浅く、 しっかりとした態度で、 立て直しに臨んでいくならば、 問題とはならずに済みそうなとき。 多少の危険を覚悟する必要はありますが、 最終的には、良い結果となるでしょう。

case.2

崩れかけているものを、立て直していく。 これまでのことを受け継ぎながらも、 これまでのことに縛られずに、 リスクを引き受けて、手を入れていく。 古くなった状況に風を通し、 新たな道を拓くことに着手し始める段階。

case.3

このままでは危ないですね。 なんとかしなくてはならない。 自分の手に負えないようならば、 誰かきちんと意を継いでくれる人に 任せた方がいいかもしれない。 早めに手を入れていきましょう。

case.4

向こうの考えには 甘さがあるようなので、 問題があると気づいたなら、 早めに収拾すること。 相手を見逃さずに、 こちらが手を出すべきです。 危うさのある関係だと いうことを自覚して、 気を引き締めていましょう。

二爻

case.1

腐乱の収拾をつけなくてはならないときですが、 剛直に、自分のやり方を押し付けるような態度は、 とらない方がよさそう。 穏やかに、気配りを忘れないことが大事。

case.2

状況を立て直すために、最善の策を練る。 自分の考えだけが正しいとは限らない、 色々な事情や気持ちや流れがある、 その中で何ができるのか。 諸々の配慮を怠らずに、冷静に柔軟に、 拓くべき道のあり方を探っていく段階。

case.3

そんなに厳しく責めないで。 確かに原因がそこにあっても、 正論をふりかざすことが 解決につながるとは限らない。 事態の収拾を焦らないで、 しこりの残らない方法を探して。

case.4

お互いに、 対処すべき問題があるとき。 向こうの指摘は的確なので、 素直に受け入れた方が、賢明。 相手の問題を指摘するときは、 いくらこちらが正しくても、 あまり厳しい言い方はしないこと。 相手の気持ちも考えながら、 一緒に解決策を探りましょう。

三爻

case.1

立て直しに当たり、厳しく強気に出過ぎて、 少し後悔するようなことがあるかもしれませんが、 大きな問題とはならずに済むでしょう。

case.2

混乱を収拾し、状況を立て直すためには、 とにかく強気でやるしかない。 心が痛むことがあっても、 避けて通れないことはやるしかない。 覚悟を決めて、壊すべきものは壊し、 断固として新たな道を切り拓いていく段階。

case.3

厳しい姿勢で臨みましょう。 やり過ぎたとか言い過ぎたとか、 今は気にしなくて大丈夫。 それぐらい強めに出なければ、 事態を収めることはできません。 軟弱にならずに、なんとかして。

case.4

色々と問題はあっても、 向こうは、自分には関係ない、 という感じ。 ここは、こちらが、 ビシビシと頑張るしかありません。 何とかしなくてはならないことは、 少しやり過ぎたかな、と思うぐらいに、 手を入れてしまって大丈夫。 孤軍奮闘を。

四爻

case.1

立て直す力が虚弱で、 腐乱した状態に、手をつけられないとき。 このまま傍観して見逃してしまえば、 恥ずかしい思いをすることになるでしょう。 なんとかするための手立てを探して。

case.2

問題があると分かっているのに 放置してしまうのか。 弱気になったら終わり、 この先はだらだらと崩れていくだけ、 何をするにも手遅れになる。 直面している事態から逃げずに 状況を立て直していけるか試される段階。

case.3

優しさがあだになりそう。 言うべきことをきちんと言って、 悪いところを改善していかなければ、 なんとかできたものもできなくなる。 今、なんとかしなくてはなりません。 後回しは絶対ダメです。

case.4

向こうよりも、 見通しが甘くなっているかも。 相手は、楽観はしていません。 問題があると分かっているのに、 これぐらい大丈夫、などと 思ってしまわないこと。 余裕に構えていないで、 相手の危機感にも、 注意を払うことが必要です。

五爻

case.1

立て直しに当たり、力強い援けを得られるとき。 立派に取り仕切って、栄誉に輝くこととなるでしょう。

case.2

崩れかけているものを、見事に立て直す。 借りるべき力を借り、必要な智慧を得て、 受け継ぐべきことを受け継ぎながら、 新しい風を通していく。 混乱を収め、問題の根本を取り除き、 新たな輝かしい道を打ち立てていく段階。

case.3

なんとかしていけそうですね。 良い方に事態を収拾していけそう。 必要な助言を受け容れて、 しがみつかずに、新しい方法を 取り入れてきたのがよかったみたい。 かえって前より良くなりそうですね。

case.4

相手と協力して、 問題に対処していけそう。 向こうの方が、 態度は厳しいかもしれませんが、 必要な指摘は受け入れるべき。 力を合わせれば、 立派に状況を立て直して、 新たな関係を築き上げていく ことができるでしょう。

上爻

case.1

周囲がどうあろうとも、 自分は自分を貫けばよいのかも。 腐乱した状況の中にあっても、 高尚で高潔であることを大事に。

case.2

崩れゆくものが取り除かれ、 新たな道が通じ始めようとしている。 新しい秩序を受け容れるも受け容れないも、 自分次第、自分で決めること。 流れがどうあろうとも、泰然と潔く、 自分の道を自分で決めて歩み始める過渡期。

case.3

どうでもいいですよね。 それは自分には関係のないこと。 なんとかしなければと思えば焦るけれど、 自分がなんとかすべきことでもない。 手放していれば関わる必要のないことです。 気にかけなくてもよいのでは。

case.4

向こうは、 状況を立て直そうと、 奮闘しているようですが、 こちらは、手を出すべきでは ないのかもしれません。 考え方や事情は人それぞれで、 違っていて当然だし、 自分は自分の、 確信ある道を行けばいい。 相手に引きずられる必要はないし、 申し訳なく思う必要も、 ないのではないでしょうか。