山火賁

さんかひ

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飾り

case.1

実質を飾る程度に小さく動く分には、 思うことが通り、得るものもあるとき。 実質を大きく動かすようなことに、 手を出すべきときではありません。 飾りとは、実質を輝かせるためのもの。 相応しい飾りとはどのようなものであるのか、 実質をよく観ることが大切です。

初爻

case.1

大事なのは、行いの美しさ。 物などで外側を飾ることはせずに、 自分の行動や生き方そのものを、 美しくすることを考えて。

case.2

虚飾を捨てて、実質を重んじる。 上辺のことはどうでもよくて、 そのままの自分、素のままの自分で、 勝負したい。 体面を気にせずに、自分の足で、 美しい一歩を踏み出し始める段階。

case.3

自分に必要のないもので、 自分を飾ろうとしないで。 自分の価値観で、 自分が美しいと思う姿勢や態度で、 自分が望む生き方をすればいい。

case.4

向こうはきっと、 こちらの本質を見ている。 だから、不必要に、 自分を飾り立てないこと。 大事なのは、 言動や振る舞いに表れる、 内面の美しさ。 相手は、きっと、そこに、 惹かれてくれているのだから。

二爻

case.1

自分で動く力はなくても、 動いているものを飾るようにして、 一緒に動いていくことならできるとき。 飾るべきものは、身近にあるかも。

case.2

心がひかれるものを、引き立てる。 その本質が素晴らしいものだから、 それをもっと美しく輝かせたいと思う。 実質の部分に関わる動きはなくても、 よりよく飾るような働きをしていける段階。

case.3

今できるのは、飾ること。 重要な部分はそのままにして、 より美しく魅力的に見せるには どうすればよいかを考えましょう。 中心ではなく周辺で、 何かできることがないか探して。

case.4

相手は、今は、 余計なものは要らない、 という気分のようなので、 くっついていこうとしても、 わずらわしく思われるだけかも。 本質的な部分で、 相手に必要とされているとは、 いい難いときなので、 どうしても付いていきたいなら、 実質的に邪魔にならない部分で、 何かのプラスになれるような形を、 探してみるといいかも。

三爻

case.1

多くの飾りによって輝けるときですが、 その飾りに惑わされてしまわないことが大事。 本来の志を忘れずに、自分の行くべき道を守り、 いつまでも正しい態度を貫いていくならば、 良い結果に通じていくことになるでしょう。

case.2

美しく光り輝く。 その美しさは、本質から満ち溢れるもの。 その輝きは、本質を引き立てるもの。 美しく輝いて在り続けるために、 姿勢を正し、自分の道に真っ直ぐに、 凛として歩み続けていく段階。

case.3

素敵です。 輝いていて美しい。 大事なことを大事にして、 磨くべきことを磨いてきた姿勢、 そこから光が溢れるのですね。 魅力がよく引き立てられる場所に 居るようです。

case.4

どんなに、こちらが、 キラキラと輝いていたとしても、 向こうが、今、求めている美しさとは、 質が少し違うのかも。 自分に色々なものを プラスすることによって、 自らの価値を高めようとする、 それも、ひとつの道。 自分に付加されてきたものを 取り除くことによって、 本来の価値を見出そうとする、 それも、ひとつの道。 相手がどうあろうと、 自分が美しいと思う道を貫くべき、 なのかもしれないけれど。

四爻

case.1

自分をもっと飾るべきかと、 迷うことがあるかもしれませんが、 誘惑に負けずにいれば、最終的に、 純粋で潔白な本来の意志が、 報われることになるでしょう。 疑わず、疑われないように、 虚飾に惑わされない自分を貫いて。

case.2

飾りない純白の心の美しさ。 本質に触れることができるから、 何も自分を害するものはないと気づく。 障害を障害とせずに、想いを素直に貫いて、 真っ直ぐに目的へと飛び馳せていく段階。

case.3

貫きましょう。 粗野で純朴で飾りがなくて、 明白な意志を持っている、 そのままの自分をぶつけて。 自分に相応しいものは、 自分で分かっているのだから。

case.4

自分を飾るのもいいけれど、 相手には、飾りのない自分で、 真っ直ぐに向かっていくべき。 あまり余計な動きをすると、 相手から本心を疑われたりして、 自分で無駄な障害を作り出して しまうようなことになるかも。 相手は、本質を大切にする人。 本質の部分で、向き合って。

五爻

case.1

質素であることが鍵となるとき。 飾るなら、実質のために、 必要最小限のことをすれば十分です。 粗末に過ぎるからと、 多少の恥ずかしい思いをしたとしても、 最終的には良い結果に通じるでしょう。

case.2

余計なものは要らない。 慎ましく質朴に簡素に、 できるだけ最小限に抑えて抑えて、 裸の実質だけを取っていく。 何も飾らずに、一切をシンプルに、 本当に必要な髄だけを追求していく段階。

case.3

大事なのは、本質。 見かけがどんなに簡素でも、 中身がしっかりしていれば大丈夫。 どう見えるかではなく、 何を意味するのかを重視して。

case.4

相手は、今、 自分自身の意思で動いている、 というわけではないみたい。 相手の言動には、あまり、 本質的な意味はなさそうなので、 特に気にしたり左右されたりは、 しない方がいいかも。 今の自分に、 相手の関与は不要、と思うなら、 そういう態度をとっても、 たいして問題にもならなさそう。 狭量だと思われても、気にしないで。

上爻

case.1

盛ってきたものや虚飾は排除して、 本来の状態に戻してみることが鍵となるとき。 余計なものを取り除くという飾り方をするならば、 問題はないでしょう。

case.2

飾らなくても美しい、飾らないことが美しい。 何も手を入れない元のままの状態に、 本質の輝きは宿っている。 加えてきたものが剥がれ取り除かれ、 原点に立ち返るよう促されていく過渡期。

case.3

装飾を取り除きましょう。 色々なものを付け加え過ぎて、 ごちゃごちゃしてきているから、 一度すっきりさせるべき。 元のもの、素のものと、 じっくり向き合って対話を。

case.4

相手には、相手の美しさがあり、 自分には、自分の美しさがある。 相手が、どんなに、 キラキラして素敵に見えても、 同じようにしても仕方がない。 自分らしくない形で、 自分を飾り立てたところで、 本質の輝きが増すことはない。 相手の影響は取り除いて、 元の、素の自分の、 本来の美しさを取り戻して。