山雷頤

さんらいい

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養う

case.1

養うことが鍵となるとき。 自分が何を養っているのか、何を養ってきたのか、 何を養おうとしているのかを、よく観ることが大事。 また、その養う手段として、何をしているのか、 何をしてきたのか、何をしようとしているのかも、 よく検討すること。 これらが行くべき道に沿うものであるならば、 良い結果に通じていくでしょう。

初爻

case.1

自分で自分を養う力が立派にあるのに、 養ってもらおうと物欲しげにいるようでは、 結果は悪いものにしかなりません。 自分で自分を養う覚悟を。

case.2

自分の責任は自分で持つ。 他を羨んでいても仕方がない、 自分は自分の努力をして、 自分の足で歩んでいく。 自分を成長させ向上させる力が 自分の中にあることに気づいていく段階。

case.3

求めれば応じてくれるからと、 相手に要求ばかりしていないこと。 自分のことは、自分でなんとかすべきだし、 自分でどうにかする力があるはずです。 プライドや責任を放棄して、 相手に泣きつくようなことは慎んで。

二爻

case.1

養う手段を求めるときですが、 常道に反したり、本末転倒となるような 方法に頼るようなことはすべきではないし、 あまりにも自分とかけ離れたものを 求めていくようなことをしても、 結果は悪いものとなるでしょう。 無駄なことは考えない方がよさそう。

case.2

頼れるのは自分だけ。 他を頼っていくことは、 正当な手段でも不当な手段でも、 何にしても当てにはならない。 自分のことは自分で引き受けるしかないと、 現実を直視し覚悟を決めていく段階。

case.3

相手を頼りにできないからと、 他に頼るべき相手を探そうとしても、 無駄に終わりそう。 この相手と向き合いたいと思うのなら、 自分が、しっかりするしかない。 誰かに頼ろうという姿勢を改めて、 頼りになる自分になるために 努力していくことが、 行くべき道かもしれません。

三爻

case.1

養おうとすること自体は正しくても、 不正な手段に手を出してしまったら、 結果は最悪のものとなります。 間違った方法で養うことは、 何の利益にもならないし、 少なくとも今後十年間は、 そのような発想で動かないこと。

case.2

歪んだ発想。 自分を成長させるため、 自分の責任を果たすために、 何が必要なのかを見誤る。 何でもやればよいわけではない、 本当に自分の糧となることを 冷静に見極める力を養っていく段階。

case.3

相手は、とても頼りになる人。 多少、自分が情けなくても、 このまま、相手を頼っていた方が、 うまくいくのかもしれません。 自分で何とかしようと、 下手な動きをしてしまったら、 大失敗をやらかして、今後十年、 見向きもしてもらえなくなるかも。 妙な考えは持たないこと。

四爻

case.1

養う目的が正しいものであるのなら、 常道に反する手段をとっても、 良い結果に通じるとき。 ただし、油断はしないこと。 おかしなことにならないよう、 虎視眈々と状況を注視し、 目的達成を求め続けるならば、 問題が起こることなく済むでしょう。

case.2

頼るべきものに頼る。 そうすることが本当に自分の糧となるか、 常に状況を客観的に見つめながら、 自己の成長と向上を貪欲に求めていく。 真に自分のためになるものを、 慎重に利用し積極的に取り込んでいく段階。

case.3

相手の援助を受けることが、 目的のために本当に必要ならば、 外からどう見えるかは、気にしないで。 ただし、相手に侮られたり、 弱みを握られたりしないようには、 注意しなくてはなりません。 胸を張っていられるような関係の 維持を、心掛けるべき。

五爻

case.1

養う目的が正しいものであるならば、 常道に反する手段に頼ってもよいとき。 自分の行くべき道に沿い続けていくならば、 良い結果に通じることになるでしょう。 ただし、大きな冒険的なことはしないこと。

case.2

足りないところは、力を借りる。 自分で出来ないことは、 素直に他を頼って、任せて、 その経験を糧としていけばいい。 体面にこだわらず助けを求めることが、 自分を成長させ力を養うことに通じていく段階。

case.3

相手を助けるために、 どうしても必要なことならば、 非常な手段に頼ってもよさそう。 ただし、あまり出過ぎたことはせずに、 本当にどうしても必要な範囲で、 手を借り、手を貸すならば。 それが、自分のとるべき 正しい態度であるのかどうかは、 しっかり確かめて。

上爻

case.1

自分の力で全てを養っているような、 責任や重圧のかかるとき。 危険も自覚する必要がありますが、 身を引き締めて臨めば、 良い結果を得ることになるでしょう。 冒険的な大きなことに挑戦しても、 得るもののあるときです。

case.2

全ての責任を負う。 その重みを糧とできるまでに 力を養い成長してきたということ、 不安なようでも充実している。 自分の手に一切を引き受けて、 重要な局面に向かい始めていく過渡期。

case.3

相手のことを背負うような、 責任のかかってくる関係。 不安もあるかもしれませんが、 相手に任せるよりは、 こちらが引き受けた方が、賢明。 役割は重いけれど、 充実した感覚をもたらしてくれる、 共に歩んでいける相手です。