沢山咸

たくざんかん

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感応する

case.1

感じ合い、応じ合うとき。 道は、自ずと通っていくでしょう。 自分の行くべき道に沿い続けていくならば、 物事が自然と感応し合うようにして、 うまくいくようになるとき。 結婚のように、相異なるものが 交感し和合して結ばれるようなことは、 良い結果を得られるでしょう。

初爻

case.1

何かを感じ取っているときですが、 感応の度合いは、まだわずか。 その予感や兆候が、 確信に変わるのを待って。

case.2

予感していく。 何か感じるものがある、 状況と想いが感応していく、 自然と動き出すような気がする。 たぶんきっとそうなる、 その直感を静かに深めていく段階。

case.3

お互いに、何かを感じる相手。 その感覚が何を意味するのか、 それはまだ、曖昧かもしれない。 その直感だけで行動を起こすのは、 少し軽率かもしれません。 相手も、まだ、確信を持つには、 至っていないようだから。

二爻

case.1

何かを感じたからといって、 すぐに反応して軽率に動いてしまうと、 悪い結果を招いてしまうかもしれません。 感じるものがあっても、 大人しくじっとしているならば、 良い結果に通じるでしょう。

case.2

敏感になっていく。 直感が騒ぐ、 すぐに動いていきたいけれど、 動くべきではないと感じる。 予感が強まり、期待に胸躍る中で、 高まる気持ちをぐっと抑えて、 そのときを賢明に待ち続ける段階。

case.3

相手に何かを感じたからと、 早まって動かないこと。 向こうも同じものを感じていても、 今は、それに応じる気はないみたい。 仲良くなれる相手ではありますが、 状況が自然と動きだしていくまでは、 軽々しい行動に出ることは慎んで。

三爻

case.1

他が動くのを感じたからと、 つられて動いてしまいやすいとき。 自主性なく、進んでしまうようでは、 恥ずべきこととなるでしょう。

case.2

じっとしていられない。 感じたら反応し追ってしまう、 その直感がどこへ導いているのか 検証する間もなしに。 感覚で動き、感覚に従っていく、 落ち着きなく直感を確かめていく段階。

case.3

感覚が通じやすく、 自然と反応したくなる相手でも、 向こうに乗せられてしまわないこと。 相手の言葉につられて、 軽々しく付いていくような態度では、 後で恥をかくことになるかも。 上辺の‘いい感じ’に惑わされず、 自分をしっかり持って。

四爻

case.1

色々なことを感じやすいときですが、 しっかりと心を定めて、 自分の行くべき道を貫くことができれば、 良い結果を得て、後悔することもなくなるでしょう。 心を定めることができずに、 うろうろと行ったり来たりしているようでは、 身近には感応し合うものがあったとしても、 それ以上の広がりはないでしょう。

case.2

直感を信じていく。 もう色々と迷わない、 周囲の反応がどうであっても、 自分は自分の直感に従う。 自己の本質の声に感応し、 悔いなく行くべき道を歩んでいく段階。

case.3

相手と引かれ合っているのを、 心の奥で感じているならば、 相手への想いを大切にすること。 気持ちを定められずに、 色々と気移りしているようでは、 それなりの友人にはなれたとしても、 それ以上の深い感覚を共有する関係には、 きっと、なれないままでしょう。

五爻

case.1

何にも感化されず、動じずにいられるとき。 孤高に、感応し合うことなく過ごせば、 そこから広がるものは何もないだろうけれど、 静かな境地を保つことはできるので、 後悔するようなことにはならないでしょう。

case.2

黙々と自分の道を行く。 自己の直感を汚さずに、 純粋な自分の感性だけを保って、 他の影響を受けないように。 自分の感覚のみに集中して、 潔く自分の歩みに専念していく段階。

case.3

相手とは引かれ合っていると、 本当は、感じているはず。 感じていないふりをしているのは、 心を乱されたくないからでしょうか。 確かに、心を開いたら、 様々に感応し、影響し合いそうな相手。 背を向け続けるかどうかは、自分次第。

上爻

case.1

真っ先に口が反応しやすくなるとき。 感じたままに、感通させるために、 口先だけが軽々と動きやすくなるので、 言葉を口から出す前に、注意を。

case.2

感じたことを表現していく。 言葉で、表情で、口で伝えて、 反応を得て、感動を広げて、 自己の直感を確信に深めていく。 感じたことを瞬間で過ぎさせず、 その核心の確立に向かっていく過渡期。

case.3

感覚的で、反応のよい相手。 こちらが何かを言えば、 打てば響くように、 軽妙な動きが返ってきそう。 だからといって、口先だけで、 相手を動かしてよいわけではなく、 向こうの表面的な言動に、 真意が伴っているのかどうかも、 確かめるべきかもしれません。