沢天夬

たくてんかい

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矢を放つ

case.1

決断のとき。 不要なものを、思い切って 除去すべきときですが、まずは、 それが正当なことであるのかどうかを、 明らかにしなくてはなりません。 誠意を尽くして意志を訴えたとしても、 危うさがあるので、油断しないこと。 自分自身をよく省みることを 第一とすべきときであり、 真っ先に他を攻めるような態度では、 何も得るものはないでしょう。 自戒した上で決心するならば、 積極的に進んで、うまくいくでしょう。

初爻

case.1

進もうとする意気込みが 盛んになりやすいときですが、 進んでも、勝てないかも。 進むだけ進んで、結果が出なければ、 問題となってしまいそうなので、慎重に。

case.2

決断していく。 気が急くけれど、 重要なのは早さではなく、 確実な判断により決めること。 危うさの中で勝機を慎重に見定め、 思い切った一歩を踏み出そうとする段階。

case.3

相手と対決しなくてはならない、 と思い詰めているようですが、 勝てる見込みは、あるのでしょうか。 どうにかしなくては、 という気持ちばかりに任せて、 意気込んでぶつかっていっても、 勝てなければ、どうしようもない。 どうにもならなかった、 というだけでは済まなくなるかも。

二爻

case.1

常に警戒を怠らずにいれば、 突然の危険に襲われたとしても、 何も心配することはないでしょう。 強い意志で、慎重に。

case.2

警戒していく。 難しい決断に臨んでいるから、 何が起こるか分からない、 用心して注意して配慮していく。 事態の急襲にも対応しながら、 決定的な一歩を踏み出す機会を 慎重に伺っていく段階。

case.3

相手を非難するならば、 逆襲への警戒を怠らないで。 不意を突かれても、 柔軟に対応できるように、 決して気を抜かないこと。 油断は大敵です。

三爻

case.1

強行な姿勢が前面に出るようでは、 結果は悪いものとなってしまいそう。 柔軟に理解ある姿勢を示しながら、 決然とすべきときは決然として 目的を遂げるのが、理想。 そのようであれば、 一見、意志に反しているのではと 疑われるようなことがあったとしても、 問題とはならないでしょう。

case.2

決然としていく。 気持ちばかり高ぶらせずに、 弱腰にもならず妥協も排除して、 偏ることなく決断していく。 意志を遂げるための重要な一歩を 冷静に踏み出していく段階。

case.3

相手と対決すると決めたなら、 潔くそうすること。 今日こそはやってやる、と 意気揚々と向かっていきながら、 やっぱり相手に心を引かれて、 なあなあになっているようでは、 情けない。 本当に対決する気があるのなら、 今度こそ、毅然とした態度で。

四爻

case.1

じっとしていようとしても落ち着かず、 進もうとしても、なかなか進めないとき。 自分でなんとかしようとするのをやめて、 大人しく流れに従うようにすれば、 後悔することはなくなります。 とはいえ、そういう助言を耳に入れず、 愚行に陥りやすいのが、何より問題。

case.2

決められない。 何もしないわけにはいかないし、 自分で決断することもできない、 成り行きをただ追っていく。 そういうときはそれが正解、 じたばたせずに潔く覚悟を決めて、 状勢に従っていくべき段階。

case.3

関係がぎくしゃくしているのは、 自分がいつも前に出ようと しているからかも。 相手の動きに合わせたり、 後からついていくようにすれば、 居心地は改善されそう。 ただ、そうした態度の転換は、 ものすごい決意と努力を、 必要とするのかもしれないけれど。

五爻

case.1

不要なものに、 親しみを感じやすいときですが、 それでも、決然と、 断ち切らなくてはなりません。 ぶれずに芯を貫くことができれば、 問題はないでしょう。

case.2

ばっさりと切っていく。 迷うことがあったとしても、 決めたことを強い意志で貫いて、 目的を毅然と遂げていく。 踏み出したら行くしかない、 自分の決断を信じ果たしていく段階。

case.3

どんなに親しみを覚えても、 主張すべきことは妥協すべきでないし、 断ち切るべきならば、決然とすべき。 自分がそうすると決めたことは、 譲歩してはいけません。 相手に情を引かれても、 自分の意志は、固く貫いて。

上爻

case.1

決行のとき。 抵抗は空しく、ついに、 不要なものは除去されるでしょう。 除去されたものにとっては、 不運であるかもしれないけれど。

case.2

意志を遂げていく。 大変な決断をして、 難しい状況を乗り切って、 ついに目的が果たされていく。 最後の一歩を踏み切り、 ゴールに飛び込んでいく過渡期。

case.3

相手を切るか、こちらが切られるか。 この関係は、既に追い詰められていて、 もう、救いは得られない。 どんなに引かれ合っていても、 覚悟を決めるしかないのだと、 わかっているはずです。