沢水困

たくすいこん

image

困苦

case.1

困窮のとき。 忍耐を強いられる不遇のときですが、 あきらめてはいけません。 今がどんなに苦しくても、 自分の行くべき道を守り貫いていれば、 道は、やがて通ることになるでしょう。 困苦の中でも、 その道程を歩むことを 楽しむことができたならば、 良い結果につながることになり、 問題となることはありません。 言いたいことがあっても信じてもらえず、 理解してもらえないようなときなので、 思うことは、心に秘めておきましょう。

初爻

case.1

困苦に身を落ち着けることもできず、 暗い場所へ奥深く迷い込んでいくような、 どん底のとき。 三年は辛抱する覚悟を。

case.2

困窮していく。 じっとしていられないけれど、 動けば動くほど、進めば進むほど、 出口の見えない暗闇に囚われていく。 どうにかしたくても何もできない、 ただ困苦に耐えることが強いられる段階。

case.3

困りましたね。 動けば薄闇に迷い込みそうで、 どうにも落ち着かない。 まあ、そういうときもある。 焦ってうろうろしても仕方ないし、 これも自分が通るべき道。 なんとかなるでしょう。

case.4

関係に迷い、落ち着かず、 薄暗い闇に入り込んでいる。 相手は、あなたを救いたい、 と思っているかもしれない。 でも、大変な困難に阻まれ、 すぐに向かうことはできない。 ここで三年、苦しむとしても、 あきらめたくはないならば、 相手を信じて、耐えて。

二爻

case.1

望む以上のものを与えられて、 苦しむようなとき。 十分過ぎるものが手に入ったら、 それをどうすべきかは、 天に任せてみればよさそう。 自分から積極的に何かをしようとすれば、 結果は悪いものとなるでしょう。 苦しくても、その過多な状態は、 問題というわけではありません。

case.2

有難いことも負担に感じる。 困窮する中で、自分のことで精一杯で、 普段なら喜ぶようなことも、 今は受け取ることが苦しく難しい。 無理をして進まない方がよい段階。

case.3

困りますね。 こんなには望んでいないし、 もうこれ以上は欲しくない。 有難い悩みではありますが。 でもこれも何かの意味があるのかも。 拒む前に、とりあえず受け取ってみて。

case.4

要らないものをもらったり、 何かを押し付けられたり、 相手のこちらに対する行為は、 困惑するし、迷惑。 この相手とつきあうのは、 本当に困ることではあるけれども、 突っ返すのもよくないようだし、 何か役立つことがありますようにと、 せめて祈っておくこと。 そのうち、流れは変わるでしょう。

三爻

case.1

進もうにも、前には障壁があり、 留まるにも、いたたまれない状況で、 戻っても、もはや何もないような、 全く身の置き所がなくなりそうなとき。 最悪の結果となってしまいそうですが、 そういう時もあるものなのかもしれません。 時が流れるのを待って。

case.2

居場所がない。 進むこともできない、 留まることもできない、 戻るべき場所も失われていく。 どこでどうすればよいのか分からない、 苦境で光が見えるのを待つしかない段階。

case.3

困り果てているようですね。 全ての希望が奪われていくようで、 どうしようもない。 残酷で過酷だけれども、 これも自分の通るべき道。 到達点ではなく、通過点です。 道が途絶えたわけではありません。

case.4

押しても退いてもどうにもならず、 心休まることのない、苦しい関係。 残念だけれども、相手の気持ちは、 こちらには向いていない。 必死で相手を追いかけたところで、 向かった先には、何もない。 あなたにしか理解できない意味が、 あるのかもしれないけれど。

四爻

case.1

行くべき方に行こうとしても、 頑強な邪魔に苦しめられて、 歩みが遅くなってしまいそう。 すぐに進めないのは、 恥ずかしいことではあるけれども、 最終的には、 目的を遂げることができるでしょう。

case.2

簡単にはいかないけれど、 少しずつならば目的に近づける。 乗り越えるべき困難は手強いけれど、 苦しくても挑んでいく。 微力でも道を通していける、 あきらめずに努力を重ねていく段階。

case.3

少しずつで大丈夫です。 困ったり苦しんだりしながらでも、 進もうとすることをあきらめないで。 たとえ無理だと思われようとも、 秘めた意志を貫き通して、 最後には成し遂げてみせましょう。

case.4

相手のところに向かいたくても、 ほとんど進めなくて、苦しい。 避けては通れないことや、 乗り越えるべき事情があって、 困難と闘っているのでしょう。 相手も苦しんで、待っている。 決して屈せずに、道を貫いて。

五爻

case.1

十分な立場があっても、 苦しめられることの多いとき。 すぐには無理でも、 時間が立てば、次第に、 喜びを得られるようになりそう。 誠意を尽くして、 天が味方するときを、 待つようにするとよいでしょう。

case.2

苦難に襲われ続けても、 姿勢を変えず、意志を曲げない。 長い時間がかかっても、 辛抱し忍耐すれば、いつか必ず報われる。 困窮のときを抜ける兆しが見え始め、 喜びを感じられるようになっていく段階。

case.3

意志強く耐えてきたのですね。 苦難、苦渋、屈辱に負けることなく。 理解されずにつらかったですね。 もうすぐ、楽になります。 あきらめなくてよかった!! と喜べるようになる。 もうしばらくの辛抱です。

case.4

周りは敵ばかり、 相手も意に沿うとはいえず、 どういう関係を築いていくべきか、 困惑するところかもしれません。 簡単ではない状況ですが、 すぐに思うようにはいかなくても、 時間が経てば、だんだんと、 相手とも喜びを共有できるように なっていきそう。 誠意を示して、向き合っていきましょう。

上爻

case.1

困窮と苦難に、 絡め囚われているとき。 そんな状態のまま動けば、 後悔することになるだけです。 鍵は、困苦に陥るに至らしめた 自分自身の在り方を、反省し改めること。 そうして進むならば、 良い結果に通じることになるでしょう。

case.2

困苦から脱出していく。 苦境の中でもがいていても無駄、 自分でそこから這い上がって、 新しい一歩を踏み出していく。 抜け出そうと思えば出られる、 発想の転換が促されていく過渡期。

case.3

あきらめてしまいますか。 もうずっとこのままなのだと。 苦しいのは変わらないのだと。 ここまで耐えてきたのに、 ここまで頑張ってきたのに! 困苦に意志を絡め取られないで。 自分が行こうとしていた道を、 思い出してください。

case.4

険しくて、痛くて、苦しいのに、 相手にがんじがらめになって、動けない。 行き詰まっていて、もう無理だと、 たぶんどこかで、あきらめかけている。 抜け出すためには、 自分で、自分の気持ちを改めること。 自分の力で、一歩を踏み出せれば、 この困苦の関係を抜け出せるときは、 きっと、近い。