水風井

すいふうせい

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井戸

case.1

状況の変遷があったとしても、 変わることのないものがあるとき。 失われることなく、加えられることなく、 何が来て去っていっても、 静かに清澄に存在し続けているものを、 大切にすべきときです。 ただし、存在があっても、 それを用いることができなければ、 良い結果に通じることはありません。 手が届くまで、あとほんの少し、 というところで、 台無しになってしまわないように、 注意しましょう。

初爻

case.1

本来は有用なものも、 用を成さない状態にあるとき。 役に立たないものは、 何にも用いられることなく、 見捨てられていくだけ。 本当にもう使えないのかどうかは、 わからないけれど。

case.2

役に立てない。 整備不足で、実力不足で、 使えるはずのものも活用できず、 打ち捨てられたまま見向きもされない。 真価を発揮できずに過ぎていく、 やる気を出すのが難しい段階。

case.3

相手が寄りつかないのは、 こちらの気持ちが、 枯れてしまったからなのかも。 関係を生き返らせることが できるかどうかは、 相手が必要としているものを、 絶やさずにいられるかどうかに、 かかっている。 そうしたい、という想いが、 心の内から溢れ出てくるかどうか、 それが大事なことかもしれない。

二爻

case.1

多少は役に立つことがあっても、 無駄になっている部分の多いとき。 それを活かす環境が整っていないので、 時期を待つとともに、整備を。

case.2

十分には無理でも、 少しはできることもある。 真価の発揮には程遠く、 手入れが行き届かないまま、 チャンスも与えられずにいるけれど。 片鱗だけは見えている、 可能性が眠りから覚めずにいる段階。

case.3

相手に対する気持ちが、足りない。 そんな少しでは、 気にも留めてもらえないし、 無駄なものが流れているだけのようで、 大切に想っているようには、 とても見えない。 大事な気持ちは、大事に扱わないと、 相手の心には、届かない。

三爻

case.1

用いることのできる状態にありながら、 それを活かす機会を得られず、 心を痛めるとき。 それは用いられるべきものであり、 見る目のある人の目に留まったならば、 双方が福を得ることになるでしょう。 そのときを待って。

case.2

可能性は目覚めていて、 いつでも真価を発揮できる。 すぐにチャンスが訪れなくても、 あきらめずに磨き続ける。 悲しい気分になっても、 その素晴らしい価値を信じて、 光の当たるときを待っていく段階。

case.3

純粋な想いが溢れているのに、 受け取ってもらえずに、心が痛い。 相手はまだ遠くにいて、 なかなか気づいてもらえない。 今は残念だけれども、 いつかきっと、結ばれて、 共に幸福をたたえ合うようになる。

四爻

case.1

整備や修繕をすべきとき。 適切な手入れをしているならば、 今は力を活かすことができなくても、 問題はありません。

case.2

整えておく。 使う機会がないからといって 放っておいてはダメ、 しっかり手入れをして大切に磨く。 いつでも可能性を開花させられるように、 発揮すべき真価の維持に努力する段階。

case.3

相手との関係には、修繕が必要。 しばらくの間、関係を休止して、 自分の気持ちのほころびたところを、 丁寧に、補修することが大事です。 お互いに対する想いは残っているのか、 再開させようという気になるのか、 一度、心を空っぽにして、 確かめてみてください。

五爻

case.1

冴え冴えと澄み渡るものが、 漲り溢れ出てくるようなとき。 有用な力を存分に発揮し、 大いに活かすことができるでしょう。

case.2

真価を発揮していく。 可能性が開花し、 活用すべき力が用いられていく。 必要とされ、役立てていく、 清澄な充実感に溢れ満ちていく段階。

case.3

純粋に、清らかに、 ほとばしる相手への想い。 相手の気持ちや態度がどうあろうと、 その想いは、変わることがなく、 尽きることはない。 相手が必要としてくれるなら、 いつでも受け容れる。 潔く、想い続けて。

上爻

case.1

尽きることなく力を活用し、 広く役立てることのできるとき。 信用を裏切ることなく、 純粋な誠意をたたえ続けるならば、 最高の結果に通じることになるでしょう。

case.2

自分の力を開放していく。 必要とされているから、 広く永く役立ち活用されるように、 信頼と期待に応え続けられるように。 花開かせた可能性が、 最高の形へと到達していく段階。

case.3

相手への想いは、尽きることなく、 清々明々と、溢れ続けている。 その溢れる誠意を、 相手が受け取ってくれたならば、 その信頼に不断に応えるべく、 相手への想いに、責任を持つこと。 いつまでも変わらずに、 愛と信頼に満ちた関係であるように。