火風鼎

かふうてい

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case.1

道が、大いに通っていくとき。 聡明さや柔順さを活かすべきときであり、 誠意や敬意を捧げるべき対象には、 物心両面で、尽力するとよいでしょう。 自分の器を信じて、どっしりと構え、 堂々と役割を果たしていきましょう。

初爻

case.1

一見、良くないようなことにも、 効用があるとき。 器がひっくり返ってしまっても、 溜まっていた古い悪いものが出ていって、 かえって良かった、ということになりそう。 失敗や道に反するようなことも、 結果として、問題とはならないでしょう。

case.2

ひっくり返る。 良くないことが良いことに転じ、 思いがけないことが道を開く。 悪いものを出して、 すっきりと改まっていく、 立て直しのきっかけを得る段階。

case.3

喧嘩したり、衝突したり、別れたり、 一度そういうことをした方が、 溜まって淀んでいたものを、 すっきり掃き出すことができて、 良い関係になれるかも。 古くなった関係をリセットして、 新しい関係に向かっていく、 その通過点の大掃除は、 派手にやってしまってよいのでは。

二爻

case.1

能力が充実しているとき。 足を引っ張ろうとするものがあっても、 毅然と振り切り、 自分の道を守り行くことができるはず。 良い結果に通じていくでしょう。

case.2

実力を備えていく。 足元が不安定でも倒れない、 悪いものが寄ってきても入れない。 自分に相応しいものだけを取り入れて、 自分の器を満たし守っていく段階。

case.3

充実した関係を築ける相手。 他にまとわりついてくるものが あったとしても、 自分がしっかりしていれば、 邪魔されることはないでしょう。 自分が結びつくべき相手に、 真っ直ぐに向かっていって。

三爻

case.1

能力が充実していても、 道が塞がってしまう不遇のとき。 それでも、やがては、報われるときを迎え、 悔いも消えていくことになりそう。 最終的には、良い結果に通じるでしょう。

case.2

動けない。 中身が詰まり過ぎていて、 持ち上げられないのかもしれない。 うまく運べるように、 調和させながら調整していく、 時間をかけて道を開いていく段階。

case.3

相手への想いが、 心いっぱいに詰まっていても、 それを受け取ってもらうことは、 難しそう。 でも、結論を出すのは、まだ早い。 道が途切れたように感じても、 この先がどうなるかは、分からない。 いつかは、相手と心を通わせることが、 できるようになるかもしれない。

四爻

case.1

物事を台無しにしてしまいやすいとき。 身に不相応な重任には、 耐え切ることができないでしょう。 結果は最悪となりそうなので、 自分の器は、よく自覚して。

case.2

折れてしまう。 入りきらないものを入れて、 抱えきれないものを運ぼうとしても、 落として、こぼして、台無しになってしまう。 適切かどうかを慎重に判断していくべき段階。

case.3

あまりに期待をかけ過ぎて、 関係を重いものにしてしまうと、 相手はその重圧に耐えられなくなって、 全てが台無しになってしまうかも。 そうして壊れてしまうことが、 関係を見直し改めて、 良い方向に立て直すための、 きっかけとなるならよいのだけれど。

五爻

case.1

自分の器に相応しいものを 得られるとき。 自分の行くべき道を、 正しく守り歩み続けていけば、 うまくいくことになるでしょう。

case.2

充実していく。 相応しい態度を守り、 適切なものを手に入れて、 発揮すべき力を発揮していく。 堂々と輝いていく、 安定した姿勢を確立させていく段階。

case.3

信じて待っていれば、 相手はきっと、やって来る。 だから、相手を受け容れる態度を、 しっかり固めておくこと。 相手こそが、自分に相応しい、 自分にぴったりの相手だと、 確信を曲げずに、堂々と、 相手を待ち受けていること。

上爻

case.1

自分の器に相応しく、 バランスのとれているものを、 得られるとき。 素晴らしい結果に通じ、 何事もうまくいくことになるでしょう。

case.2

偏りがなく、 ほどよく調えられていて、 剛く硬い重厚感がありながら、 優しく柔らかい輝きを放っている。 そういう存在になっていく、 素晴らしい展開が約束されている段階。

case.3

相手に対しては、厳しくも温かく。 まだ相手を受け容れるべきではない、 と思うのなら、突き放す。 相手を迎え入れるべきときが来た、 と思ったなら、包み込む。 手加減は、こちら次第です。