巽為風

そんいふう

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入り込む

case.1

風が入り込むように、 自然に、柔順に、従うように、 どこへでも入っていけるようなとき。 道は、少しずつ通じていくでしょう。 積極的に進んで、うまくいくときですが、 何でも軽々しく入っていけばよい、 というわけではないはず。 理想とするもの、志すべきものを目指して、 深く深く、丁寧に入り込むようにすれば、 得られるものがあるでしょう。

初爻

case.1

進んだり退いたり、 ふらふらしてしまいやすいとき。 腹をくくって、 決然とした態度を貫くならば、 得られるものがあるでしょう。

case.2

入り込んでいく。 押してみたり引いてみたり、 軟弱な態度をとるのをやめて、 姿勢を固めて集中していく。 行くべき方向へと、 真っ直ぐな風を起こしていく段階。

case.3

相手に近づきたいのなら、 ふわふわしていないで、 真っ直ぐに、果敢に、 向かっていくべき。 自信がないからと、 周りをうろちょろしていても、 相手の気には留まりません。 正面から、気持ちを伝えて。

二爻

case.1

入り込むためにと、 あまりに平身低頭するようでは、 やり過ぎの感もありますが、 誠意をごく丁寧に表現するのであれば、 良い結果に通じることとなり、 問題はないでしょう。

case.2

誠意を尽くしていく。 ばかみたいでも、 どう見えようが関係ない、 できることは何でもしていく。 行きたい方向へ進むために、 ひたすら風を通そうとしていく段階。

case.3

相手に近づくためには、 とにかく自分の身を低くして、 へりくだった態度で向かうこと。 謙遜し、相手を敬い、持ち上げて、 ひたすら丁寧に、誠意や敬意を、 言葉で伝えていくこと。 やり過ぎなぐらいが適切かも。

三爻

case.1

上辺だけへつらって、 入り込んでいこうとするのは、 恥ずべきこと。 似合わないことや本心にないことは、 しない方がよいでしょう。

case.2

通りたくもない窮屈なところに どうにか入り込んで進もうとしても、 心地良い風は吹きぬけない。 ただ道を通せばよいわけではない、 その方法や在り方の爽快さが 問われていく段階。

case.3

相手に近づこうと、 へりくだった態度をとっても、 本心が伴っていなければ、 相手にされない。 表面だけ取り繕えばいい、 という考え方は、改めるべき。 そもそも、 相手を敬う気持ちがないなら、 近づく必要はないのでは。

四爻

case.1

適切に入り込むことができ、 悔いることのないとき。 行動に出れば、 十分な成果を獲得できるでしょう。

case.2

うまく通り抜けていく。 謙虚に、何気なく、 気配を察して寄り添うようにして、 多くのものを手に入れていく。 難しい状況にも風を通し、 満足できる結果を得ていく段階。

case.3

仲良くなりたいのなら、 なるべく下手に出て、 すっと心に入り込むように。 丁寧に、自然な形で、 そっと近づいていけば、 きっと、相手の気持ちを、 つかむことができるでしょう。

五爻

case.1

行くべき道を外れずに進むならば、 良い結果に通じることとなり、 悔いもなくなるとき。 何事もうまくいくときであり、 初めは不安なことがあったとしても、 最終的には好転するでしょう。 何かを変更するのであれば、 その前後に丁寧に検討すれば、 結果は良いものとなりそう。

case.2

通り道ができていく。 淀むところは慎重に改善して、 気持ちよく風が吹き抜けていくように、 物事を適切に整えていく。 必ずうまくいくようになる、 風通しが次第に良くなっていく段階。

case.3

初めは、うまくいかなくても、 後になれば、仲良くなれそう。 態度をころころと変えずに、 相手の心に深く入り込めるように、 丁寧に、接していくことが大事。 少しずつ、関係を深めて。

上爻

case.1

入り込むためにと、 過度に卑屈な態度に陥れば、 持っていた力を失うことになり、 自分で何も決断できなくなるかも。 結果は、まさに最悪となるでしょう。 自分を取り戻して。

case.2

どこに入りどこを通るべきなのか、 適切な感覚を失ってしまえば、 自分を制御できなくなる。 流されるままに散るのではなく、 自分で風を起こしていく、 健全な意志を取り戻す必要のある過渡期。

case.3

相手に入り込み過ぎて、 相手にひたすら従って、 何でも言いなりになるぐらい、 自分を失くしてはいませんか。 そんな関係は、自分で断ち切るべき。 どうして、そんなに、 自分を相手より下に置いているのか。 相手のために、 そこまでする必要がありますか。