風沢中孚

ふうたくちゅうふ

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誠心

case.1

誠意に満ち、真心が伝わるとき。 心に確かな真実があれば、その意が通じ、 良い結果につながっていくでしょう。 冒険的な大きなことに挑戦しても、 うまくいくとき。 自分自身の真実から外れることなく、 誠実に、行くべき道を歩み続けていくならば、 得られるものがあるでしょう。

初爻

case.1

それに心を捧げるべきかどうかを、 しっかり確かめたならば、 良い結果に通じていくでしょう。 他に心を引かれるものがあるようでは、 落ち着きを得ることはできません。

case.2

真心を捧げていく。 他の何ものでもなく、 偽りがないことを確かめて、 一心に信じ、想っていく。 誠実な道を歩み始めていく段階。

case.3

相手を本当に信じてよいのか、 相手に本当に心を託してよいのか。 疑いも迷いも他心もなく、 相手への想いに確信があるのなら、 きっと、うまくいく。 真心で、応じ合える相手。

二爻

case.1

誠心を抱いている同志とは、 遠く離れていても、通じ合えるとき。 手にしている良いものを、 惜しみなく分かち合えるでしょう。

case.2

真心が通じていく。 誠意を捧げれば、 応えてくれるものがある。 純真な想いが共鳴していく、 誠実な道が開けていく段階。

case.3

たとえ今は、離ればなれでも、 お互いを想う心は、通じ合っている。 相手と何かを共有したい、 相手のために何かしてあげたい、 お互いに、そういう気持ちでいる。 その誠なる心を、感じて、信じて。

三爻

case.1

敵が現れたからと、 攻めてみたり、やめてみたり、 悲観してみたり、楽観してみたり。 誠意をもって、向き合ってみるべきでは。

case.2

真心を貫けない。 妨害されて、誠意を失い、 なんとなく気分で動いている。 真っ直ぐに立ち向かい、 誠実に進んでいくことが必要な段階。

case.3

引かれ合っている仲なのに、 こちらの態度が、定まらない。 突っかかったり、優しくしたり、 機嫌が良かったり、悪かったり。 自分の本当の心を見せなくては、 相手の心も、宙に浮いたまま。 真心で、向き合うべき。

四爻

case.1

誠心が満ちていくとき。 真の心に従うために、 何かを断ち切ったとしても、 問題はありません。

case.2

純真な輝きが増していく。 心を満たすのは真心だけ、 不純なものはきれいに取り除いていく。 誠実に順調に歩みを進めている、 道が通じようとしている段階。

case.3

きっと、もうすぐ、うまくいく。 お互いの想いが満ちていき、 そのときを、迎えようとしている。 相手に真心を示すためには、 もう関わることのないものを、 きっぱりと断ち切っておくこと。 曇りなく信じ合うことが、大切。

五爻

case.1

誠心に満ち、 真心を通わせ合って、 手をつなぎ合うことができるとき。 問題のないときです。

case.2

真心で動いていく。 純真な想いに満ち、 曇りなき誠意が輝き、 共鳴し協働するものがある。 信頼できる手応えを得ていく、 誠実な道が通じていく段階。

case.3

信じ合い、手を取り合える相手。 相手のことは信頼して大丈夫、 その言動は、誠意に満ちています。 きっと、多くを語らなくても、 想うことは、通じる。 ためらうことなく、 手を差し伸べていきましょう。

上爻

case.1

独りで思い上がってしまいやすいとき。 どんなに誠意を貫いたとしても、 自分を過信しているようでは、 結果は悪いものにしかなりません。 謙虚な意識を。

case.2

どんなに純粋に信じても、 どんなに誠意を捧げても、 どうにもならない。 その真実を直視し、 受け容れなければならない。 現実を前に目を覚まし、 真の誠実さを取り戻していく過渡期。

case.3

相手と心が通じ合っている、 という自信があるようだけれども、 相手のことを、現実の状況を、 しっかり見ていますか。 引かれ合っているのは事実でも、 どんなにそれが真実の想いでも、 気持ちだけでは、 どうしようもないこともある。 浮つき過ぎかもしれない、 という警告を発しておきます。